私について

あの不合格がなければ ~大学4回生の春~

こんにちは。
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Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。

今日は所用で喫茶店に。4月上旬からは、例にもれず”Stay Home”に努めていたので約2ヶ月ぶりにお外で美味しい珈琲を飲み、その有難さが珈琲と共に身に染みわたりました。(もちろん、ソーシャルディスタンス確保で。そして、もう暫くは引き続き自粛を心掛けようと思います。)

さて、今日は私が社会に出る前に味わった人生のどん底話を一つ、してみようかと思います。先に結論を言ってしまうと(って、先に言うなよという感じですが、映画もオチを先に知ってから安心して観たいタイプなので。笑)、今思えば、どん底でもなんでもないのですが、ただ、ここで得た教訓は、

人生、何が正解かなんて、わからない。
むしろ、正解なんてない。

ということ。

遡(さかのぼ)るは、

大学4回生の春。(関西圏の大学では、〇年生とは呼ばず、〇回生と呼ぶことに、衝撃を受けてから4回目の春。笑)

私は、特に深く考えることもなく、大学を出たら企業に就職するものだ、という一般化した考えのもとで社会の波に乗っかり、就職活動をスタートしていました。

ただ、少し周りの就活生との違いがあったとすれば、社会を甘く見ていたのがきっとあの頃の私。「自分が働きたいと思った会社しか受けない」「自分がしたい仕事で会社を選ぶ」なんて、そんな気持ちでいたので、企業説明会に行ったのもぎりぎり数えるのに両手がいるくらい。エントリーした企業は片手で数えられる程でした。

(本当に、無知と言うかなんというか。)

それに加えて、エントリーシートや履歴書の書き方も、特に研究することもなく我流。面接もほぼ下準備なしのぶっつけ本番。今思えば、なぜやらなかったんだよと自分でも思うくらい、本当に無防備すぎる有様でした。(水も方位磁石も持たずに砂漠へ繰り出していくようなものですよね。)

そんな中で、私の本命だったのが、かの有名な東京ディズニーリゾートでオフィシャルホテルズを経営するミリアルリゾートホテルズ

ディズニーで働く憧れと、ホテルのコンシェルジュ職に就きたかった私からすれば、夢のような職場。もうそこで働く自分しかイメージできないくらいに思っていました。

WEB上書類審査を経て、現地へ出向いての会社説明会に合わせて面接。その説明会で上映された、キャストの方々の笑顔だけを集めた数分のVTRに感動して思わずうるっとしてしまったのを記憶しています。

この時の面接では、さすがキャストの方。きっとお話しが上手な方だったんでしょうね、ただただ面接が楽しかったことしか記憶にありません。そして、まだ合否結果は手にしていないにも関わらず、ただあの空間に居られた、その嬉しさとやり遂げた感いっぱいのあまりに(まだ2次審査段階なのに…)、帰り道で声をかけられた募金活動のすべてに笑顔で寄付をしていたのでした。

 

そして、数日後にきた合否通知メールに記載されていた文字は・・・

To be continued.(つづく)

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