こんにちは。
いつもお読みくださりありがとうございます。
山口・広島・福岡 おとなの英会話スクール
あなたの夢を英語で叶える
Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。
さて、前回のつづきです。
※前回のお話はこちらあの不合格がなければ~ 大学4回生の春~
2次審査通知に記載されていた文字は・・・
「おめでとうございます」
の文字でした。
心の中では、もう内定をもらったくらいの気持ちで、この時点の私は他が見えなくなっていました。一応、同時期に、某大手旅行会社と留学斡旋企業の選考も進んでいたのですが、頭の中はディズニーホテル一色。
迎えた3次選考の日。いつも遊びに来るのとは違う、スーツ姿で降り立った舞浜駅では、幾分か緊張はしていましたが、それよりもまた戻って来れたことへの嬉しさのほうが勝っていたような気がします。
そして、3次選考のグループディスカッション。今なら、その選考で見られることや、どういった人物像が求められるのかなどを十分にリサーチした上で、自分の持ち味をどう見せるかなど、少しは余裕を持った考え方ができるでしょうが、その当時の私を2語で表すと、まさに無知・感覚人間でした。
自分を装い着飾るのは嫌。素の自分を出せば、素の自分で評価してもらえると思っていました。
その結果が・・・
不合格。
正直、不合格通知を目にした時には、それまでの人生で一番どん底に落とされた気持ちでその時は泣くしかありませんでした。
そして暫くは、他のことが手につかずに、一応、外では平然と振舞っていましたが、家に帰ると、この先どうしよう、、、と、まるで社会から拒絶されたかのように絶望感に打ちひしがれていました(するべきこと何もやってないのに、悲劇のヒロイン気取り・・・と今なら思いますが、当時の私にとっては一応大大大打撃でした。笑)
今考え直せば、見直すべき点はたくさんあることに気付きます。まず、
事前準備不足。
他の就活生ならやっていたであろう、企業研究をほぼやっていませんでした。求められる人材なんて、きちんとリサーチしていれば事前にわかったこと。今ホームページを覗いてみても、ちゃんと書いてあります。
『主体的な行動×ホスピタリティ×リーダーシップ×改善の意識』
当時の私もきちんとこれを把握した上で自己PRができていれば、もしかしたら次のステップへの扉も開けていたかも。けれど、残念ながら当時の私の頭の中には、この中のホスピタリティという言葉しか入っていませんでした。
そして、もう一つは、
場数の少なさ。
というより、就活での正式な面接は、すべてこのミリアルリゾートホテルズでの面接が初めてでした。下準備もない上に、すべてが初めて。初めてなら初めてなりに、もっと情報収集やリサーチでカバーできたんじゃないかと、今思うと当時の残念な自分に、かける言葉もありません。何事も、場数って大切です(自戒の念)。
どん底に落ちた私がとった行動とは・・・
ただ、転んでもただでは起き上がらない性格。
この不合格通知を手にしたことで、逆に私の心に火が点きました。それは、
何が何でもディズニーで働く!!
そこから、アメリカディズニーワールド勤務への道のりはスタートしたのでした。
To be continued.(つづく)
Next:あの不合格がなければ ~迷い~