英語上達法

英語との付き合い方は、結婚生活と同じ?!

こんにちは。
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あなたの夢を英語で叶える
Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。

先日、息子二人を連れ、私たち夫婦が結婚式でお世話になった場所へ遊びに行ってきました。「ここで、結婚式をしたんだよ。」と伝えると、その夜、長男が主人に向かって一言。「パパ、(ママと)結婚したって言ってたじゃん…。どうして?!怒」と、まだまだ「ママと結婚するのは僕!」と可愛いことを言ってくれるお年頃です♡

価値観って合わせるもの?

前述したとおり、結婚式を挙げた想い出の場所に行ってきたわけなのですが、実は我が夫婦の結婚式記念日は、まさに今月10月。・・・でした。笑

記念日当日、主人も私も見事に忘れており、完全スルー。(主人曰く、主人は覚えていたと言うのですが、それにしても何も言ってこない有様。笑)私は数日前には、思い出していたのですが、当日は全くもって思い出さず。笑

私たち夫婦は、二人の記念日に関しては毎年こんな感じです。入籍した、本当の意味での結婚記念日は5月。それも、ほぼ毎年忘れている。きっと覚えていたのは最初の1~2年くらい・・・かな?それも曖昧。笑

ただ、そこで大きな波が立たないのは、価値観が似ているから。

特にプレゼントや豪華なディナーなんてなくてもいいし、敢えてそこでロマンチックな演出なんてなくても、日常が幸せならそれでいいという価値観。

他にも、インドア派だけどお出かけが好き。家族の時間を大切にしたい。こどもたちの意思を尊重して、いろんな経験をさせてあげたい。お互い本気でしたいことがあれば協力する・応援する(←これに関しては、私がしてもらってばかりですけれどね)。

価値観が似ているなと感じることが多くなってきましたが、実は、最初から似ていたわけでもなく、結構正反対なところもあります。

相手に合わせようとしなくても、いい。

私はどちらかというと男性的。「かわいい」より「かっこいい」と言われるほうが嬉しく、基本的に服も98%以上がパンツ派スタイル。主人はどちらかというと中性的で(女性的とまでは言いませんが)、人当たりがよくて優しい。

服の好みも私が選ぶものはほぼほぼ見当違い。だから、食器一枚選ぶにも、私はシンプルな白地に金縁なら、主人は小花がぎっしり描かれたマダムが好きそうな柄もの、と正反対です。

違うところはとことん違う。だけど、それでもいい。それを理解して受け止めた上で、互いに寄ってきたところもありました。

私は独身時代から、旅行が好きで国内外問わず、時間があれば一人でもふらっと旅行に出かけるタイプ。主人は、あまり旅行などはするタイプではなく交際当初は、観光先ホテルのチェックインですら戸惑う始末。

逆に、主人は経済・ビジネスなどの知識が深く、情報キャッチ力・洞察力などが長けていて起業家タイプですが、昔の私はどちらかというと保守的安定型思考で、単純繰り返し作業大好き、企業に属すほうが向いていて、自分で独立・起業するなんて考えは、主人と一緒になっていなければ、到底今の自分はなかったと思います。

お互いの価値観を自分のものにしなくても、お互いに受け入れて理解しようとする、それが価値観が寄ってくる、価値観が合うと思えるようになる、そういうことなのだと思います。

英語とも価値観を寄せ合えれば、もっと楽になる。

そう考えると、英語とも価値観を寄せ合えれば、気持ち的にもっと楽に英語とお付き合いができるのではないでしょうか?

単語・文法・発音

あなたばかりがすべて完璧に合わせようとしなくてもいいのです。

例えば、こういうこと。

簡単な日常会話を英語で話せるようになることが目標なら、まず最初のステップは、

単語は、スペルが完璧に書けなくても、いいですよね?(必要なら、今の時代は調べる手段はいくらでもあります。)

文法は、複合関係詞・分詞構文・否定語を含まない否定表現(要は小難しい、ちょっと発展的な項目)を無理して使いこなそうとしなくても、いいですよね?

発音は、最低限の発音の仕方を習得すれば、別に発音記号を見ただけで単語がわかるようになるスキルなんて、いらないですよね?

まずは、自分がなりたいレベルに合った、英語との付き合い方をしていけばいいのです。

英語のほうだって、「英語を話すなら、俺の事をすべて理解して完璧に習得しろ。」とは言ってないですもんね。笑

あなたと英語の価値観を寄せれば、もっとわかり合える。

もちろん、英語にも譲れないところはあります単語の読み方を知らなければ、話せません、伝わりません。単語をとりあえず並べれば伝わると言いますが、これも最低限の文法知識がないと伝わらない、もしくは、間違って伝わってしまうこともあります。そして、聞き手もかなり苦労します。

たとえば、”dog not like I.” なんて言われても、”I don’t like dogs.(私は犬を好きではない)”のか、”The dog doesn’t like me.(その犬は私を好きではない)”のか、”The dog isn’t like me.(その犬は私みたいではない)”なのか。状況から推測できる部分ももちろんありますが、それでも、聞き手は推測するのにかなりストレスです。

だから、英語が譲れないところは、こちらも価値観を寄せていくことも大切です。

それさえできれば、きっと、英語ともっと楽に付き合えるようになりますよ♪

私たち夫婦も、いまだに「なんで、食卓片付けれくれるのに、いつも七味は置き去りになるの?!笑」とか、「なんで魚の食べ方がそんなに雑なの?」(←とは言われないけれど、主人は超が付くくらい綺麗なのに対して私は雑。汗)とか、お互いに些細な事で謎は多いけれど、それでもお互いに気兼ねせず安心できるということは、そこも含めて価値観が寄っているということなんでしょうね。

では、また♪