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“為せば成る”と言い続ける理由

山口・広島・福岡 おとなの英会話スクール
Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。

気が付けばあっという間に3月。
一月は「行く」
二月は「逃げる」
三月は「去る」
とはよく言ったものです。

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3月は出会いと別れの季節

先日はわが子の卒園式でした。
お世話になって6年。

長男の背中を見つめながら、いろいろな思い出が蘇る中で、秋口に書いた、この記事を改めて思い出していたのでした。

You can do anything if you try.

(Facebook”井原由佳” 9月23日投稿より)

長男の保育園生活、最後の運動会でした。

私と違って、人の前に出ることや競うことがあまり好きでない長男。彼なりに、思うこと感じることがきっといっぱいある中で、最後の運動会、本当によく頑張りました。

年長さん恒例の出し物『鼓笛隊パレード』

毎年、多くのお母さんお父さんの涙を誘う見応えのあるプログラムなのですが、私は、毎年これを見ると、わが子が出ていなくても、自然と涙が流れてきます。

それは、私が小学生時代の時間のほとんどを費やしたと言っても過言ではない「マーチングバンド(金管クラブ)」での、思い出が一緒に蘇ってくるからなのです。

忘れられない出来事。

小学3年~6年の記憶のほとんどは、この金管クラブ。ほぼ毎放課後、週末、長期休み、学校以外の時間を費やした小学時代。たくさんの思い出が詰まっている中で、一つ忘れられない出来事がありました。それは、

 

「井原だけ、切ろうか。」

 

小学3年の時、憧れの金管クラブに入部。

基本的に中高学年を中心に構成されているクラブで、小3当時、小柄だった私は「カラーガード(フラッグ)」に配属されました。

同学年6人の中でも、一人だけ飛びぬけて身長が低かった私。みんなと並んでも頭1個分くらい、小さかったのです。

それでも、態度だけはでかかったので、あまり気にしてはいなかったのです、笑 あの一言を聞くまでは。

小さかった私。カラーガード(フラッグ)を投げる技の時、フラッグの先が床についてしまい、上手く放り投げられず、失敗することが多かった。

私の所属していたクラブは、その前年までは県大会や中国大会止まりだったのですが、その年は、全国大会まで進出。どのタイミングで言われたかは覚えていないのですが、

それでも、クラブ全体のために、先生や会長さんの決断だったこと、今なら先生たちの気持ちがよくよく理解できます。

けれど、当時の私には受け入れ難かった…。

「井原のフラッグだけ、短く切ろうか。」

その言葉を聞いた時、めちゃくちゃショックでした。

(なんで、私だけ・・・。私だって、みんなと同じくらい頑張っているのに。身長が低いから、自分はダメなのか…。)

悔しかった。ものすっごく悔しかった。今思い出しても、悔し涙が出るくらいに。

けれど、負けん気が強かった私は、「やだっ!!笑」と、そんな言葉を一笑一蹴。

「行動で、できる!と示すだけだ。」と必死で練習に励みました。ときに、家にフラッグを持ち帰って練習。手にまめができようが、手から血が出ようが、そんなの、私からしたら大した問題ではなかった。

大人になって父母から聞いたことが、当時、手はまめだらけ、血が滲み、さすがに止めようとしたが、泣き言一つ言わずに練習している私を見て、見守ることにした、と。

 

その後、どうなったか?

頑張った甲斐あってか、私のフラッグは切られることはなく、私達のクラブは、県大会と中国地区大会を突破し、初めての全国大会へ。そしてその年、全国大会でも最優秀賞に値するGood Sound賞を受賞。

当時、毎回ショーが終わり退場する時、大粒の涙がこぼれるのを止められず、皆んな、号泣しながら退場していたのですが、私の心の中は、達成感と安堵の気持ちが入り混じる、悔しさの先にある嬉し涙でした。

(よかった、できた。みんなと同じように、できた。やれば、できる!)

為せば成る。

その経験があったからこそ、今でも壁にぶち当たった時には、当時の出来事が頭を過ぎります。そして、

「為せば成る。やればできる。やらずに諦めるのは、勿体ない。諦めるのは、やってからでも遅くない。」

と思う、今の私が出来上がったのでした。

あとは余談になりますが、大人になった今だからこそ見えてきた視点、というのもあって、それは、、当時の私は、

「フラッグを切られたくない」「やれば、私にだってできる」

その一心だったのですが、その私の想いを汲んで、「フラッグを切らない選択」をしてくれた、当時の会長さんや先生方のご判断もあったからこそ、だと、今では感謝の気持ちでいっぱいです。

それともう一つ、大人になって両親から初めて聞いた話。

「本当は、野山を駆け回ってのびのびと自由に育ってほしかった。だから、小3という年齢でクラブに入るのは、本当は賛成ではなかった。けど、本気で「やりたい!」と懇願するから、根負けした。笑」と。

若い頃は、ひとりで大きくなり何でも成し遂げてきた、そんな顔をしていたけれど、この歳になって振り返ってみると、周りの人の支えあってこそ、というのが改めて身に染み、感謝の気持ちが溢れてくるのでした。

そして、今でも私のモットーになっている

“為せば成る”

これは当時の金管クラブをご指導くださっていた先生が、いつも私たちに言い聞かせてくださった言葉だったのでした。It still stays in my mind…

If you never give up, you can surely gain something from there.

(諦めなければ、そこから必ず何か得ることができる。)

 

大役を終えた息子の姿を見て、いろんな想いが重なり、あたたかい涙がこぼれたのでした。

#為せば成る #youcandoit

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