英語上達法

パディントンと息子から学ぶ その2~○○として知っている、○○して知っているは違う~

こんにちは。
いつもお読みくださりありがとうございます。

山口・防府 おとなの英会話スクール
あなたの夢を英語で叶える
Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。

今日はクライアントさんのおすすめのミャンマー料理が食べられるお店で、セッションしながら美味しい料理を食してきたので、体感温度は寒くても、お腹はホカホカ♪辛い物万歳!

パディントンのりんご飴と息子から学ぶ

さて、わが家のボーイズ君たちは前の記事でも書きましたが、最近、私が仕事用に契約しているNetflix(ネットフリックス)を活用して、いろんな映画やアニメを楽しまれています。

その一つが映画『パディントン2』。その中で、息子1の目に止まったもの、それがりんご飴。よくお祭りの出店で売っていますよね。子ども心に一度は食べてみたい、きらきら光るあの赤い存在。

先日、出かけた先の出店で発見し、

「パディントンと同じのだぁ!」

と、興奮する息子1。

そして、ずっと食べたかった念願のりんご飴をパクッ♡

「・・・。」

 

「・・・はい、ママ食べていいよ。」

どうやらイメージの味ではなかったようです。笑

私は、息子の趣味嗜好から、実はこの反応を予測できていましたが、何事も自分で体感してみることが大事。

(知識として)知っていると、
(経験して)知っているは違う。

英語学習も体感すると、覚えやすくなる。


英語学習もそう。いくら紙の上で答えが合っていてもいざ使おうと思った時に使えないのは、これが一因。それを実際に使って、その時の感情が伴って、相手の反応があって初めて、「あ!伝わった!」「こうやって使うんだ!」ということが腑に落ちますよね。

私も高校生の頃、アメリカの家庭にホームステイをした時にこんなことがありました。そして、その時から私は絶対に”Don’t laugh at me.「(私を笑わないで。)”を間違えなくなりました。笑

アメリカ人の友人と冗談を言い合っていた時に、私が冗談交じりで“Don’t laugh me.”と言ったのです。すると、それまで控えめに笑っていたのに、さらに拍車をかけて笑い出す始末。え?!なんで?!と戸惑いながら何度も繰り返していると、最後にこう一言。

「”Don’t laugh me.”じゃなくて、”Don’t laugh “at” me.”ね。笑」

「笑うな。」と言っているのに、そのフレーズが間違っていたせいで余計に笑われるという、いい経験をしたお陰で、それからは二度と間違わなくなりました。おまけに、このフレーズを使うたびにその記憶が蘇り、いまでも一人でくすっと笑ってしまいます。

体験”を結びつけると記憶に残りやすくなる、覚えやすくなる。

だからこそ、英語コーチングの課題を出すときも、クライアントさんにお伝えしているのは、必ず声に出す(目で読むだけではだめ)。機会があれば使ってみる。なくても、使っているイメージをしながら感情を込めて練習する五感を最大限活用して身体に落とし込む。

役者になった気持ちで。そうすれば、ただ覚えるだけの単純作業ではなく、感情も動いて楽しくなってきます♪

ちなみに、パディントンのりんご飴を経験した息子1君も、その経験からいろんなことを学んだようで…(パディントンがりんご飴のベトベト感を利用する場面があるのですが)、

「あ、これ、ベトベトするからくっつくんよね~!」

と、今まで何でそうなるのかよく理解していなかったことも、より鮮明に腑に落ちるようになったみたいです♪上出来上出来♪