英語上達法

英会話のコツは、日本語と同じ。

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Eng.ing(イングイング)代表の井原由佳です。

さて、前回の記事で、通訳者の心得から学ぶ、英会話のコツとは?ということで、3つのコツをお伝えしましたが、この記事では、もう少し詳しく説明したいと思います。

英会話のコツは、この3つ!

  1. むずかしい言葉ではなくやさしい言葉を使えばいい
  2. だらだらと話すのではなく言いたい事をなるべく短く
  3. その語がわからなければ言い換えればいい

1. やさしい言葉を使う

これ、クライアントさんに英作課題をしていただく時によくある事例でもあります。

中学英語スタートの初心者さんの英作文でたまに「これ、どこから引っ張ってきたの?」というような単語が散りばめられた文が送られてくることがあります。

一生懸命調べられたのだろうということは、容易にわかります。その努力は、それだけ前向きに一生懸命取り組まれているので、素晴らしいことです。

ただ、実際の会話中に、まだ身についていない段階の頭に入っていない語がさっと口から出てくることはまずないでしょう。そんな時には、自分が今持っている英単語力の中から、類似した言葉を選んで使えばいいのです。

例えば、「受け取る」と言いたくて、“receive”が出てこなければ、”get”でいいじゃないですか?実際に、”You’ve got a mail.(メールが届いたよ)”と、着信音でも言います。

そして、小難しい単語を使っても、きちんと発音できないと、そのせいで相手に伝わらない可能性も。また、ネイティブには伝わっても、日本人のように第二言語者の外国の人が、その語を知らなければ、通じないことだってあります。

だから、易しい言葉を使えばいいのです。

2. 言いたい事は、なるべく短く

これ、日本語でも身に覚えがありませんか?

例えば、こんな会話。

A:「明日、暇?時間あったらお茶でもしない?」

B:「え~、明日?明日の朝は主人が早出って言ってたから、早く起きてお弁当つくらなきゃいけないんだよね。それに、長男が試験週間だから一日中家に居るし、昨日から雨でしょ?お洗濯物も3回は回さないといけないし、あと、お隣のお宅に集金に行かないといけないのよね、、、」

A:「…忙しそうだね。なら、また今度にしよっか。」

B:「いや、大丈夫よ!11時くらいには出かけられるわ♪」

A:「・・・。」

そう、余計な話が長い。笑

余計な話をするなという訳ではありません。ただ、日本語から英語に変わると、すべてをきちんと生真面目に訳そうとする方、結構多くいらっしゃいます。話しながら、自分でも迷子になっている方(私、日本語でもたまになるので自戒の意味も込めて。苦笑)。

そんな時は、「自分が伝えたいことは何か」という部分にまずは絞り、そこから話してみる。そうすることで、自分の頭の中も整理され、言いたい事を忘れる、伝え損ねるということが防げます。

もちろん、この話し方が日本語でもできている方はいらっしゃいます。英語でも日本語でも、その方法を真似ればいいのです。いつ何時も、話がだらだら長い人よりも、スッキリまとまった人のほうが好印象ではないですか?笑

3. 言い換え力は、最高の力!

周りに「英語が話せる人」と認識されている方は、この経験は必ずしたことがあるかと思います。そしてあなたも、あなたの周りの「英語ができる人」にこんな質問をしたことありませんか?

「○○って、英語でなんて言うの???」

私もよくされます。その犯人は、何を隠そう、主人!笑

もちろん、知っている単語ならば答えますが、日本語レベルで言えば、私よりも賢い彼から出てくる語は、たまに日本語でも「それ専門用語だよね、初めて口にしたよ。」というような専門的な語の英語訳を聞いてくることがあります。そんな時、決まって私が言うのが、

「自分で調べたら?」

英語と共にしてきてこの方20年。留学しても、アメリカに住んでも、アメリカで仕事をしても、そんな語、一度も使ったことない!という語は、万とありますよ。当たり前です。

だけど、主人に限らず、「英語ができる人は、このくらいの語は知っているだろう」という憶測で尋ねる人は多いような気がします。

ただ、その語をたとえ知らなくても、「英語が話せる人」は、この力さえあれば、多くのケースを切り抜けることができるのです。それが、言い換え力

例えば、rabbit(うさぎ)という語をド忘れしたとしましょう。そんな時は、

It’s an animal, and it’s white and has long ears. It’s good at jumping.
(動物で、白くて耳が長くて、跳ぶのが得意な、あれ。)

と言えば、だいたい憶測できますよね。
そしてこれ、日本語でもよくしているはずです。

「あれ、あれとって。あの~・・・、髪の毛乾かすやつ。」

”英語”だからと構えすぎない。コツは、日本語と同じ。

どうでしたか?要は、日本語でもやっている事と同じ事を、英語で話す時にもすればいいのです。「英語だから・・・」と構えすぎない。英語も日本語もコツは同じです。あと共通して言えること、それは、

 

相手に伝わる声の大きさで話す。

※当たり前だけど、結構大切なこと。英語になると出来ていない人も多い。

ぜひ、一つでも気づきがあった方は、今日からでもやってみてくださいね。

Take it easy.(気楽にね♪)